落合ねこ |
大田道灌と黒猫のお話 |
1477年(文明9年)の江古田が原の戦いの際、 日暮れて道に迷った太田道灌の前に 一匹の黒猫が現れて一行を自性院へ導きました。 道灌はそこで一夜を過ごすことができたため 戦に勝利したということです。 道灌はこの猫の死後に地蔵像を造り、 自性院に奉納したと言われ、 このことから自性院が「猫地蔵」といわれる所以です。 「猫地蔵」は秘仏とされ、毎年2月の節分の日に開帳されています。 今の「落合」にこの「ネコ」の子孫がいるかもしれません? 下記は、落合第2センターのホームページに掲載されている 2015/04/05 落合昔ばなし 「道灌と黒猫のはなし」より |
自性院 |
真言宗豊山派の寺院で西光山自性院無量寺といい、 秘仏「猫地蔵」を安置し、「猫寺」として有名。 寺伝によると平安時代、弘法大師空海が日光山に参詣の途中、 同地で観音像を建立して供養したのが、 自性院の始まりであるといわれている。、 自性院は別名「猫寺」と呼ばれているが、 これは室町時代の文明9年(1477)に 豊島左衛門尉と太田道灌が江古田ヶ原で合戦した折に、 道に迷った道灌の前に一匹の黒猫が現れ、 自性院に導き危難を救ったとする伝承に由来する。 道灌はこの猫の死後に地蔵像を造り奉納したと言われ、 これが「猫地蔵」と呼ばれているものである |