ぬいぐるみ造形講座 基礎コース

[ How to Making for Stuffed Toy Animals ]

ぬいぐるみ動物の型紙の起こし方

 ぬいぐるみ動物の型紙は、市販の本にたくさん掲載されています。その本の型紙を使用しただけでは、

作ることは出来てもオリジナルな型紙を起こすには不十分です。

テディベアの場合ですと、耳、頭、胴、腕、足の型紙を拡大・縮小したり、伸ばしたい、角度を変えたりして

アレンジすればオリジナルなものになりますが、ぬいぐるみ動物の場合には、そう簡単にはいきません。

型紙の種類や数量も増え、各々の型の角度や膨らみや全体のバランスを調整することが難しくなります。

  ぬいぐるみ動物の型紙を起こすには、先ず作ってみたい動物の側面と正面のスケッチを描くことから始めます。

 次に、側面のスケッチをもとに胴の型紙を起こし、正面のスケッチをもとに頭まち、胴まちの型紙を作成します。

型紙を起こし終えたら、試作にはいります。最初は伸び縮みのしない生地で試作し、型の大きさ、角度を修正して

いきます。よりよいものにするには、繰り返し試作する必要があり、それには根気と忍耐を要します。

この講座の目的は、はじめてぬいぐるみ動物の型紙を起こそうとする人に、ぬいぐるみ動物の基本的な構造の

種類と、その各構造を構成する各型紙の名称や配置を理解し、習得してもらうことにあります。


ぬいぐるみ動物の基本構造には、次の4つがあります。

1, 基本構造 「立ち型」

2, 基本構造 「座り型」

3, 基本構造 「這い型」

4, 基本構造 「抱き型」

さらに、基本構造 抱き型の腕の取り付け方の応用として、次の2つがあります。

5, 基本構造「抱き型」 ホール式

6, 基本構造「抱き型」ラグラン式


この講座では、いぬを参考に、基本構造の立ち型、座り型、這い型、抱き型の順番に進めていきます。

各基本構造の型の名称、型の位置を理解したら、抱き型の応用型紙のホール式とラグラン式に進みます。

基本構造 抱き型は腕が縦に前へでていますが、腕を横向きに前へ出すにはホール式で作ります。

また、腕を前へ出さず、下向きにするにはラグラン式で作ります。

基本構造をマスターしたら、少しずつアレンジしてみましょう。アレンジの仕方としては、頭や尾の形を

変えたり、この講座ではいぬを参考にしましたが、他の動物にもチャレンジしてみましょう。

オリジナルなぬいぐるみ動物の製作に一歩近づけるようになります。




基本構造
「立ち型」
基本構造
「座り型
基本構造
「這い型

基本構造
「抱き型」
基本構造 
「抱き型
ホール式
基本構造 
「抱き型
ラグラン式


1、基本構造 「立ち型」



正面 左側面 右側面 背面

「立ち型」の参考例
アヒル
ヒツジ
ゾウ
ダックスフンド

< アヒル >
正面 左側面 右側面 背面

< ヒツジ >
正面 左側面 右側面 背面

< ゾウ >
正面 左側面 右側面 背面

< ダックスフンド >
正面 左側面 右側面 背面


2、基本構造 「座り型」



正面 左側面 右側面」 背面

「座り型」の参考例
カエル
ネコ
ウサギ

< カエル >
正面 左側面 右側面 背面

< ネコ >
正面 左側面 右側面 背面

<  ウサギ >
正面 左側面 右側面 背面


3、基本構造 「這い型」



正面 左側面 右側面 背面

「這い型」の参考例
アザラシ
イルカ
パンダ

< アザラシ >
正面 左側面 右側面 背面

< イルカ >
正面 左側面 右側面 背面

<  パンダ >
正面 左側面 右側面 背面


4、基本構造 「抱き型」



正面 左側面 右側面 背面

「抱き型」の参考例
フクロウ
コアラ
シロクマ
ペンギン

< フクロウ >
正面 左側面 右側面 背面

< コアラ >
正面 左側面 右側面 背面

<  シロクマ >
正面 左側面 右側面 背面


<  ペンギン >
正面 左側面 右側面 背面


5、基本構造 「抱き型」 ホール式

基本構造「抱き型」の応用1として、腕の向きを横にしてみましょう!
「抱き型」は腕が縦に前へ出ていますが、腕を横向きに前へ出すには
「ホール式」で作ります。



正面 左側面 右側面 背面


6、基本構造 「抱き型」 ラグラン式

基本構造「抱き型」の応用として腕を前へ出さず、
下向きにするには「ラグラン式」で作ります。



正面 左側面 右側面 背面





監修  長谷川孝博

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